食品の産地判別、原料由来判別のパイオニア
がんばれ!東北 がんばれ!日本 同位体研究所は、産地の復興支援に取り組みます
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筍(タケノコ)の産地(原産国)判別検査

タケノコ原産国(輸入・・中国、国産)の判別検査

CIMG0036.jpg京都産をはじめ九州各地など多数のタケノコが収集されました日本で生産されるタケノコは、平成19年で22,000トン程度でした。この生産量は、日本の消費の8%程度を占めるにすぎません。さらに日本国内では、福岡、鹿児島、熊本という産地で、日本の全生産量の60%を占めています。この他に、静岡、徳島などが続きますが、生産量はわずかです。 タケノコ伝来の地、京都は、国内生産量の10%程度の生産ですが、その知名度は高く、京都産タケノコはブランドにもなっています。 一方で、もともとタケノコは、中国から伝来した孟宗竹ですので、遺伝子分析では判別は不可能です。 日本同位体分析研究所は、国内のさまざまな産地のタケノコを採取し、安定同位体比データベースを構築しました。 この標準データをもとに中国産、国産の判別検査を提供開始致します。 さらに京都産、九州産の判別についても、現在開発を進めています。
LinkIconタケノコ産地判別技術解説

対象農産物
タケノコ(生・冷凍・水煮)
分析法
炭素・窒素・酸素安定同位体比分析による原産国判別(対象国 中国、国産)
(TC/EA, EA IRMS分析による多元素安定同位体比分析)
判別結果例
「輸入(中国産)タケノコの特徴と合致し、輸入タケノコと判別される」「国産タケノコの特徴と合致し、国産タケノコと判別される」
京都産タケノコについては、京都産タケノコデータを用いた判別も実施しています。京都産表示のタケノコの判別については、ご相談ください。
判別の方法は、分析により得られた安定同位体比値を、判別の為の「判別式」により得られた判別得点により国産・輸入を判別します。 この方法は、判別分析といわれ、あらかじめ素性が明確(国産・輸入)なタケノコの分析データを統計的(多変量解析・判別分析)に解析し、検査対象の検体が国産グループに属するのか、または輸入グループに属するかを判別します。 基礎標準里芋データは、中国80,国産280(福岡、熊本、鹿児島等の九州産、京都各地より採取した京都産、静岡、徳島、愛媛等の四国各地、茨城、神奈川、福島等、その他全国各地より収集したタケノコ)総計360を用いています。(5月末まで基礎データの追加を実施していますので、最終的には、400超のデータを保有します)
詳細については、タケノコ産地判別の技術説明をご参照ください。
検査価格
安定同位体比分析費用 35,000円(税別)
複数検体処理費用 6,000円(税別)・・水煮缶詰など1検体中に複数タケノコが含まれるもの(1本のホール水煮など単体検査では不要です)
合計 41,000円(税別)
必要サンプル量
検査を行うタケノコは、冷蔵又は冷凍にて送付ください。
検査日数
5日

タケノコが日本に伝来したのは、1470年頃、京都長岡京に植えられました。もともと暖かい地方で生育する植物であり、日本では、九州から東北南部まで生育しています。 名産地でもある京都では、非常に丹念な竹林の整備など、非常に手間のかかる方法で収穫しています。 このような栽培状況、環境水、生育地域の環境差により、中国産・国産は炭素・窒素・酸素安定同位体比の差異により判別されます。 さらに現在、国産においても九州・京都産の判別など、国内主要産地での判別についての開発を進めています。
判別の精度向上の為に、日本同位体分析研究所は、大規模な本年産タケノコの収集を実施しました。 各地で収集したタケノコは、最終的に400を越えるもので、現在もデータの積み増しが継続されています。 4月末より検査受託を開始しますが、詳細は、順次タケノコ産地判別の技術解説にて発表します。