果汁・果実の産地判別検査

果汁・果実の産地判別(原産国)は、果汁中の炭素・酸素安定同位体比を分析する事で検査ができます。 フルーツの炭素安定同位体比は、生育地の環境により変動します。 これは光合成により植物が空気中の炭素を取り込んで炭水化物を生成する際に、その環境により安定同位体比の組成が変化します。 さらに生育環境の水の酸素安定同位体比・水素安定同位体比を取り込んでおり、これらの安定同位体比は、地域の特徴を示すものです。 同位体研究所は、リンゴ、オレンジ・ミカン、ブドウなど様々なフルーツについて、地域別の安定同位体比データベースを作成し、果汁・果実の産地判別検査を開始致しました。 さらに新鋭酸素・水素安定同位体比分析装置による国内生産地域判別も実施しています。 この検査は、地域により異なる水の酸素・水素安定同位体比分布を利用して、生産地域の同定を行うものです。
詳しくは、果汁の産地判別の技術解説をご参照ください。

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対象農産物
果汁・果実(リンゴ、オレンジ・グレープフルーツ等柑橘類、桃)
分析法
炭素・酸素・水素安定同位体比分析(濃縮果汁:炭素・酸素安定同位体比による原産国判別、ストレート果汁・果実:炭素・酸素・水素安定同位体比による原産国及び国内生産地域判別)
検査費用
30,000円(1検体・別途消費税)
検査所用日数
5日
検査内容
濃縮果汁については、原産国(国産・輸入)判別検査
ストレート果汁については、原産国(国産・輸入)判別及び国産ストレート果汁については、生産地域判別)
ストレート果汁については、水添加があった場合には、同時に水添加の有無が判別されます。尚、水添加されている場合、国内生産地域の判別は不能です(添加された水により、果汁の持つ水の生産地安定同位体比が失われるため)